セルフ給油はエンジンを止めてから|給油前からノズル返却までの安全手順

セルフ給油では、車を所定の位置に停め、パーキングブレーキをかけ、エンジンを停止してから給油操作を始めてください。たばこなどの火気を近づけず、給油機の案内に従って静電気除去シートへ触れ、油種を確認してからノズルを取ります。

「すぐ終わるから」「暑いからエアコンを止めたくないから」とエンジンをかけたまま給油するのは安全な手順ではありません。この記事では、消防庁のセルフ給油に関する注意事項と、ENEOS三加茂SSで初めて給油する方にも分かる順番をつなげて説明します。

結論|給油操作より先にエンジンを止めます

  1. 給油口が給油機側に来る位置へ停車する。
  2. シフトをP、または車両に合う安全な位置にし、パーキングブレーキをかける。
  3. エンジンを停止する。
  4. 火気がないことを確認する。
  5. 画面の案内に従い、静電気除去シートへ素手で触れる。
  6. 車に合う油種を選び、給油する。
  7. 自動停止したら継ぎ足さず、ノズルを元へ戻す。
  8. 給油キャップと給油口の扉を車両の指定どおり閉める。

順番を迷ったときは、自己流で先へ進めず、給油機の表示と現地の案内を確認してください。

なぜエンジン停止が必要なのか

ガソリンは引火しやすく、給油中は可燃性の蒸気が発生します。消防庁のセルフ給油に関する案内でも、給油時のエンジン停止、火気厳禁、静電気除去などが示されています。給油所は燃料を安全に扱うための設備ですが、利用者側の基本動作が省略できるわけではありません。

エンジンを止める理由を「給油機が作動しないから」と覚えるのではなく、燃料を扱う場所で着火につながる要因を減らすため、と理解してください。車種や給油機にかかわらず、停車後の最初の操作です。

給油レーンへ入る前に給油口の位置を見る

多くの車では、燃料計付近の給油機マークに付く三角形で、給油口が車体の左右どちら側かを確認できます。ただし、車両表示を実際に見て判断してください。慣れない車やレンタカーでは、レーンへ入る前に確認すると切り返しを減らせます。

停車後に車を大きく動かさない

ノズルを取った後や給油を始めた後に、車の位置を直そうとしないでください。位置が合わない場合は給油を始めず、ノズルを元へ戻した状態でやり直します。

静電気除去シートには、給油前に触れます

車から降りた身体には静電気がたまっている場合があります。給油機の静電気除去シートへ素手で触れ、放電してから給油キャップやノズルを扱います。手袋越しではなく、表示された方法に従って触れてください。

途中で車内へ戻るなどして再び静電気が生じる可能性がある行動をした場合は、そのままノズルへ戻らず、給油機の案内に従ってもう一度静電気除去を行います。静電気と給油キャップの基本は、セルフ給油で慌てないための確認記事でも案内しています。

油種は色だけで決めず、車両の指定を確認します

レギュラー、ハイオク、軽油のどれを入れるかは、車両の指定に従います。「軽自動車だから軽油」ではありません。軽自動車の多くはガソリン車です。普段と違う車では、給油口の表示、取扱説明書、車検証に付随する案内、貸出時の説明などを確認してください。

分からないまま油種ボタンを押さない

油種が確定できない場合は給油を始めません。誤給油に気づいた場合も、エンジンを始動せず、現地の案内に従って連絡してください。誤った燃料を入れた後に走行すると、影響が大きくなるおそれがあります。

ノズルは奥まで差し込み、レバーをしっかり握ります

選んだ油種のノズルを取り、給油口の奥まで差し込みます。浅い差し込みや不自然な角度は、吹きこぼれや自動停止が正しく働かない原因になり得ます。ノズルを給油口に入れたまま、その場を離れないでください。

給油中に異音、漏れ、強い違和感があれば、まずレバーから手を離して給油を止めます。燃料が車体や地面へこぼれた場合は、火気を遠ざけ、エンジンを始動せず、掲示された方法で連絡してください。

自動停止したら、継ぎ足し給油をしません

満タン給油でノズルが自動停止したら、給油は終了です。金額を切りよくするため、少しずつレバーを握り直す継ぎ足し給油は行わないでください。給油口から燃料があふれる危険があり、車両側の燃料蒸発ガス対策にも影響する可能性があります。

自動停止後の考え方は、セルフ給油が自動停止したら終了でも詳しく案内しています。

ノズル、キャップ、扉の順に確認します

  1. レバーから手を離し、燃料が止まったことを確認する。
  2. ノズル先端を周囲へ当てないよう、給油機の元の位置へ戻す。
  3. 給油キャップを車両の指定どおり締める。
  4. 給油口の扉を閉める。
  5. 精算とレシートを確認し、周囲の安全を見てからエンジンを始動する。

キャップを閉め忘れたまま走り出さないよう、エンジン始動前に一度振り返って確認します。警告表示が出た場合は、無理に走行を続けず車両の説明書と相談先をご確認ください。

途中でエンジンを始動してしまったら

給油中やノズルを差した状態でエンジンを始動してしまった場合は、落ち着いて給油レバーから手を離し、エンジンを停止します。ノズルを乱暴に抜いたり、車を動かしたりしないでください。異常や燃料漏れがある場合は現地の停止操作・連絡方法に従います。

「何も起きなかったから次も大丈夫」と考えず、次回から停車、パーキングブレーキ、エンジン停止を一つの動作として習慣にしてください。

ENEOS三加茂SSの24時間営業で利用できる範囲

ENEOS三加茂SSは、徳島県三好郡東みよし町加茂5562-1で、セルフ給油を24時間利用できます。電話は0883-82-2262です。深夜・早朝も給油できますが、整備、タイヤ、手洗い洗車、車検などの有人作業が24時間受けられるという意味ではありません。

時間帯による違いは、24時間営業は何が24時間?でも案内しています。給油以外の相談は日中に、内容と受付可否を電話でご確認ください。

初めての方へ|安全を急がせない給油所でありたい

後ろに車が待っていても、安全確認を省略する必要はありません。給油口、油種、支払方法で迷ったら、いったん操作を止めます。ENEOS三加茂SSは、地域の方、レンタカー利用者、祖谷・大歩危や香川方面へ向かう方が、安心して出発できる給油拠点を目指しています。

運営会社は株式会社みかもです。給油所の役割とグループ情報は、みかもグループのエネルギー事業紹介でも確認できます。

よくあるご質問

Q. エアコンを使いたいので、エンジンをかけたまま給油してもよいですか?

A. いけません。停車後にパーキングブレーキをかけ、エンジンを停止してから給油してください。

Q. 静電気除去シートはいつ触りますか?

A. 給油キャップやノズルを扱う前に、給油機の案内に従って素手で触れます。

Q. 自動停止後、少しだけ追加してもよいですか?

A. 継ぎ足し給油は行わず、自動停止した時点で終了してください。

Q. 油種が分かりません。

A. 給油を始めず、車両の給油口表示や取扱説明書、貸出時の案内を確認してください。分からないまま選ばないことが大切です。

Q. 深夜でもスタッフ作業を頼めますか?

A. 24時間利用できるのはセルフ給油です。整備などの有人作業は日中の受付となるため、事前に電話でご確認ください。

確認元と更新日

本稿は、ENEOS三加茂SSの店舗運用と、総務省消防庁のセルフスタンドにおける給油時の注意事項を2026年8月12日に確認して作成しました。実際の給油では、現地の表示、給油機の音声・画面案内、車両の取扱説明書を優先してください。