タイヤはいつ替える?|溝・ひび割れ・製造年の3つで見る|遠出の前にENEOS三加茂SSで

タイヤの交換時期は、走行距離で決まると思われがちです。ところが実際に見るべき場所は3つあります。溝、ひび割れ、そして製造時期です。どれも、給油のついでに自分で確かめられます。

見るのは3か所。1つでも当てはまれば見せてほしい

溝が残っていても、ゴムが硬くなっていれば止まる距離が伸びます。年数が浅くても、片減りしていれば危ない状態です。屋外に停めている車、週末しか乗らない車では、距離が伸びていなくてもゴムが傷んでいることがあります。3つのうち1つでも気になるところがあれば、その日のうちに見てもらうほうが早く済みます。

まず溝。スリップサインが出ていないか

タイヤの溝の底には、盛り上がった部分があります。これがスリップサインです。摩耗が進んで溝が浅くなり、この盛り上がりがタイヤの接地面と同じ高さになったら、使用の限界です。保安基準で定められた使用限度は、乗用車で残り溝1.6mmです(車種によって基準は異なります)。ただ、そこまで待つ話ではありません。溝が浅くなるほど、雨の日に水を逃がせなくなり、止まる距離が伸びます。夏の夕立や、山あいの急な雨で差が出るのはここです。

次にひび割れと、減り方の偏り

タイヤの側面(サイドウォール)に、細かいひびが出ていないか見てください。屋外に停めている車、あまり乗らない車ほど、紫外線と乾燥でゴムが劣化します。溝が十分でも、ひびが深いなら交換の対象です。もうひとつ、減り方の偏りも重要です。内側だけ、外側だけ、真ん中だけが減っている。これは空気圧の管理や足まわりの状態が影響しているサインで、新品に替えても同じ減り方を繰り返します。原因のほうを見ておく必要があります。

最後に製造時期。側面のDOT刻印を読む

タイヤの側面には「DOT」から始まる刻印があり、その末尾の4桁(楕円で囲まれていることが多い)が製造時期を示します。前の2桁が製造された週、後ろの2桁が年です。たとえば「3223」なら、2023年の32週目に作られたタイヤ、という意味になります。サイズやロードインデックスの数字とは別なので、DOTの並びを探してください。ゴムは走らなくても時間とともに硬くなります。走行距離が少ない車、週末しか乗らない車ほど、溝は残っているのに古い、という状態になりやすいところです。年数が経っているなら、溝だけを見て判断しないでください。

帰省・遠出の前に見ておく理由

夏の遠出は、タイヤにとって条件が重なります。路面の温度が高い。人と荷物を積んで重い。高速道路で長時間、高い速度が続く。空気圧が不足したまま高速で走ると、タイヤがたわんで波打つスタンディングウェーブ現象が起き、発熱からバーストにつながることがあります。出発前に溝と空気圧を見ておくだけで、避けられる範囲があります。

4本まとめてか、2本だけか

「2本だけ替えてもいいですか」も、よく聞かれます。費用を抑えたい気持ちは分かりますし、2本交換が成り立つ場面もあります。ただし、前後で溝の深さが大きく違うと、雨の日に挙動が変わります。2本だけ替える場合、新しいほうを後ろに入れるのが基本的な考え方です。後輪のグリップが先に抜けると、車の後ろが流れやすくなるためです。どのタイヤがどれだけ減っているかで判断が変わるため、交換する本数は現物を見てから決めるのが安全です。

見せるなら、スタッフがいる日中に

ENEOS三加茂SSは24時間営業のセルフ給油です。ただ、タイヤの状態を見る、空気圧を調整する、交換を相談するといった作業は、スタッフが在席している日中の時間帯にお願いします。給油のついでに「タイヤ見てもらえますか」と声をかけていただければ、店長の川原が現物を見て説明します。お急ぎの方は、事前にお電話(0883-82-2262)いただければ段取りできます。在庫の取り寄せで日をまたぐ場合など、車を預ける間の足が要るときは、併設のみかもレンタカー(徳島・ENEOS三加茂SS併設)もご相談ください。

給油中にいただく質問

Q. 走行距離が少なければ、タイヤは長く使えますか?

A. 溝は残っていても、ゴムは時間とともに硬くなります。製造時期(側面のDOT刻印の末尾4桁)も合わせて見てください。あまり乗らない車ほど、年数で判断する場面が増えます。

Q. スリップサインが出るまで使っていいですか?

A. スリップサインは使用の限界です。そこまで待つと、雨の日に止まる距離が伸びます。溝が浅くなってきた段階で相談してください。

Q. 片側だけ減っているのはなぜですか?

A. 空気圧や足まわりの状態が影響していることがあります。新品に替えても同じ減り方を繰り返すため、原因のほうを一度見せてください。