2019年度ブランディング事例コンテストSDGs審査員特別賞を受賞しました。

この度、2019年度ブランディング事例コンテストSDGs審査員特別賞を受賞する運びとなりました。

2017年から株式会社ファーストデコの支援の下、ブランディングを実施し、理念体系を再構築する中で、おでかけ支援業という事業ドメインに設定。
目標11「住み続けられるまちづくりを」をコアとし、目標1「貧困をなくそう」、目標4「質の高い教育をみんなに」、目標8「働きがいも経済成長も」にチャレンジしています。

下駄事業では、岐阜のNpo法人はびりすさんとのミッションコラボで、子どもの発達を促すおしゃれ下駄の研究開発を通じて、発達障害という社会課題解決にも貢献しています。

また、誰一人とりのこすことなくおでかけを楽しむことができるよう、昨年12月にオープンしたみかも喫茶には、車いすでもベビーカーでも利用できる駐車場とトイレを設置。
平日は9時から17時という開店時間で、パートの女性が持続的に働けるようにも工夫されています。

「出かける喜びを分かち合い、いつまでも楽しい人生を。」という理念の元、地元のアクティブシニアの方や、身体が不自由な方に寄り添った事業が、無理なく形になっています。

また、新卒採用もできない、外国人も採用できないという業種や地域での人不足解消法として、身近にいる「働きたくても働けない」人に着目。
児童養護施設を卒所後に直面する「家の保証人に親がなってくれない」「免許取得のお金がない」「車を買うお金がない」という3つの貧困を、事業を通じて解決できたミッションコラボSDGsに取り組めたことが人材不足に直面していた弊社にとっても新たな第一歩となりました。

地方の乏しい資源に嘆くのではなく、身近にある原石に目を向け、ビジネスを通じた社会課題解決を実践する企業として、これからも精進してまいります。